「艫神社」例祭
令和5年10月19日(木)
《艫神社例祭》
神社創建ゆかりの日に例大祭が行われています。3年に1度、神輿の渡御があります。
♦茨城県日立市十王町友部東4-1-2
♦受付時間
午前9時~午後4時
創建は、その昔、中世に友部(現在の日立市十王町友部)に城を構え近隣一帯を治めていた矢田部氏の「山直日記」の記述に始まる。治承元年(西暦1177年)9月19日、山崎田中郷国井浜(現在の川尻町国井浜)に不明の一船が漂着し、艫(船の船尾)に一像を安置してあったと言う。浜の住人。勝間田小五郎、高橋五郎三郎、柴田権四郎、落合与一、篠原右京、鈴木宗六の6人、之を収めて時の櫛形城主矢田部山直吉憲に献じたところ「これは鹿島の神の乗りし船」と称して城内に安置し、艫之大明神、武運長久の守護神とたたえ、同年11月19日船見山(現在地)に遷宮し、領内の総鎮守とした。後元禄6年9月16日、徳川光圀公、神体を鏡と替え社領6石7斗4升、山林2町3反を附して厚く崇敬した。